安心を買う地震保険ガイド
地震列島日本に暮らしている以上、いつ大地震が起こるか判りません。万が一、震災が起こったときに頼りになるのが地震保険です。地震保険の特徴は、国と保険会社が一緒になって補償してくれる制度です。この機会に地震保険の加入を検討されてはどうでしょうか。ご参考にしていただければ幸いです。
日本は地震大国です。日本近郊では四つのプレートが活動を行っており、周期的に巨大な地震を引き起こしています。有名なのは東海大地震ですが、それだけでなく国土のほとんどが巨大地震の震源近くに含まれています。
加えて活断層による内陸性地震の恐れもあります。活断層は日本列島各地に数多く存在し、中には大都市の直下にあることもあります。有名なのが1995年の阪神・淡路大震災で、大都市を直撃した直下型地震として大きな被害を出しました。首都東京にも、同様の可能性を持つ断層が存在しています。
では、現実に震災に遭う可能性はどれくらいなのでしょうか。来る来ると言われた東海大地震も、既にその予測が唱えられてから三十年以上が経過しました。
現在の地球物理学では正確な地震予知をすることはできないので、明日来るとも百年来ないとも言えないのが実情です。過去の文献による統計、いわば不確かな経験則だけが一人歩きしている、そんな状況です。ならば、そんな不確かなものに備える必要はないのでしょうか。
いいえ、その考え方は大変危険です。地震の被害は甚大です。比喩でも何でもなく、何もかもを失う恐れがあります。無一文から再出発する苦労を想像してみてください。
だからこそ、せめてもの備えとして地震保険には加入しておくべきなのです。
2011年3月11日に発生した東日本大震災は、私たちに改めて地震の恐ろしさを突きつけました。震源こそ太平洋三陸沖であったため揺れによる直接の被害は軽微で済みましたが、津波による被害は甚大なものとなりました。被災地ではほとんどの建物が津波によって流され、街そのものががれきの山となってしまった地域も数多くあります。
発生から半年が経ってもなお遅々として進まぬ復興計画、住居が決まらず避難所や仮設住宅での生活を余儀なくされている方もいます。
震災の恐ろしさとは、生活の全てを奪ってしまう点にあります。住むところも財産も、職場もライフラインも破壊してしまいます。生き残った被災者は、裸一貫から生活を再建していかなければなりません。
特に住居に関しては深刻です。元々が高価な買い物の上に、ローンがたっぷり残ったまま家を失ってしまったら――いかに恐ろしい事態か、ご想像いただけるのではないでしょうか。
そこで地震保険の出番となるのです。地震保険をかけても家を失ってしまう危険は減りませんが、そうなったときに保障を受けることによって再出発の助けとなる、それが地震保険です。
日本は地震大国です。明日被災するのは自分かもしれません。ですから、そうなる前に地震保険に加入することが大切なのです。